Fシステムに関するQ&A

皆さん、こんにちわ♪ 企画担当のコーノです!

弊社ブランドビルダー:藤原真一郎氏考案のフロートリグシステム【Fシステム】!!!!

 

Fシステム仕掛図

 

リグの公表から早一年余り・・・。 昨今では、その専用設計フロートシャローフリークの発売も合わさって、加速度的にその認知度が上がったフロートリグシステムです。

 

シャローフリークイメージ

 

Fシステムの基本的なリグシステムやその特徴、専用設計フロート【シャローフリーク】の製品説明などは、下記リンクより、弊社HP内のカタログページ(p4~7)をご参照・ご確認していただくとして・・・。

【 2014 ARUKAZIK JAPAN COLLECTION 】

本日は、弊社に寄せられる【Fシステムについてのご質問】の中から、特に返答回数の多いお問合せ内容をQ&A方式で、藤原真一郎氏ご本人にご返答していただきました♪

まだ使用したことのない方はもちろん、既にご愛用の方々も含め、一読していただけると幸いです。

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【Fシステムに関するQ&A】

 

BB藤原真一郎

 

Q1. キャスト時に糸絡みによるトラブルが多発しそうな印象を受けるのですが?

A. 一見するとそう思われるかもしれません。 しかし、トラブルはゼロではありませんが、通常の中通し式のフロートリグと比べても、トラブルは軽減されていると感じております。

糸絡みを防止する一つのコツは、フロートを結ぶリーダー端糸の長さを15cm以内に抑えることです。 これだけでキャスト時のトラブルを大幅に軽減することができます。

また、フロートからジグヘッドまでの長さを長くとりたい場合は、まずはリーダー本線の長さで調整することをオススメします。

他、糸絡みが起こるシチュエーションとしてリグの回収時もあげられます。 フロートが水面を飛び跳ねるほどのスピードでリグ回収すると、このようなトラブルが発生する場合がございますので、リグの回収時もご注意ください。

 

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Q2. システムが複雑でリグ組みが難しそう (面倒そう)です。三又サルカンなどを介して結んでも問題ないでしょうか?

A. スイベルを介してリグを組むことは可能ですが、それでは本来のFシステムの利点は活かしきれないでしょう。

Fシステムは、ロッドティップからジグヘッドまでの間にスイベルなどの干渉物を介さないことにより、高次元の操作性と感度を実現しています。

これは、フロートの抵抗がジグヘッドに直接干渉しないことと、PEラインからジグヘッドまでのリーダーの全長を抑えられる直結式だからこその利点であり、リーダーの伸びを極力抑え、感度低下やフッキング時におけるパワーロスを軽減しています。

一般的に、PEラインを使用してスイベルを介するフロートリグを組む場合、二段リーダー式のラインシステムを組まれる方がほとんどだと思いますが、この【中間リーダー+リーダー】という全長の長いリーダーシステムから生じるラインの伸びは強ち無視できないものです。

以上の理由から、絶対ではありませんが、スイベル等の干渉物は介さないほうが良いと言えます。

また、リグ組みが難しそうとのご意見ですが、ノットはPEラインとリーダーの接合部、リーダーとジグヘッドの結合部、リーダー端糸とフロートの結合部の計3回です。

これは、PEラインを使用したスイベルを介する通常の中通し式のフロートリグより、ノット回数は少なくなると思います。ジグヘッドリグ+αぐらいの感覚でリグ組みが可能ですので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

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Q3. キャスト時にPEラインとリーダーの直結部からの高ギレが多発します。解決策はないでしょうか?

A. ご質問のトラブルは全くないとは言えません。使用されるライン、タックルバランス、キャスト時のスイング速度など、使用される条件によっては高ギレが発生する場合がございます。

これは、キャスト時に最も力が集約する箇所がPEラインとリーダーの結合部にあたるからです。

根本的な解決策はみつかりませんが、PEラインやリーダーの号数をワンランクあげて対応されてみてはいかがでしょうか。

また、ノットの結合部をガイドライン内に巻き込まないようにすることも重要ですので、合わせてご確認ください。

補足として、ご質問内容のようなトラブルが発生した私の体験談としては、ノット部およびライン本線の強度低下時がほとんどです。

ノットがうまく組めていなかったり、前回使用したラインシステムを組み直さずにそのまま使用してしまったり、多くの魚をキャッチしてノット強度が低下していたり、はたまた、PEラインの強度が長期使用で低下していたりと、いずれにしても、こまめなリグの組み直し(ラインの交換)が大切だと痛感した体験ばかりです。

私が【WWノット】を推奨しているのも、煩わしいリグ組みをできるだけ容易にし、現場でこまめにリグシステムを組み直すことを前提としているためです。

現在では、自分なりのベストなタバランスを発見できているので、上記な様なトラブルもほとんど発生しなくなっております。

 

フロートアジング

 

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Q4. メインラインがフロロカーボンライン、もしくはエステルラインでも使用できますか?

A. エダスをつくればリグシステム自体の製作は可能ですが、オススメできません。

飛距離・感度・操作性など、Fシステムの利点を高次元で発揮するためには、PEラインでの使用が前提となります。 ぜひPEラインを使用したタックルでご利用ください。

 

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Q5. システム上、他のリグ (キャロライナリグなど) とのローテーションが難点に感じます。 Fシステム用に別にタックルを一本用意した方が良いのでしょうか?

A. フロートリグやキャロライナリグ、プラグ等を同じロッドで扱う方は多いと思います。 おっしゃる通り、もう一本別のタックルをご用意いただけるとこの上ないのですが・・・(笑)。

現場レベルの対応策として、リーダー端糸を残したままフロートのみをカットし、そのままジグヘッドリグとして。 または、メタルジグなどのプラグに結び替えて使用しています。

リーダー本線に通常通りキャロライナリグを組んで、リグをローテーションする場合もあります。

リーダー端糸が残っているので、見た目は不格好なのですが・・・・。 使用上、特に問題のない場合がほとんどですので、ぜひお試しください。

 

BB藤原真一郎

 

ブランドビルダー:藤原 真一郎

 

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