アフターメバル開幕!!
皆さん、こんにちは♪ 企画担当のコーノです♪
暦は早くも3月。個人的には、つい先日“年明け”を迎えたような感覚なのですが・・・あっという間にアフターメバルシーズンの到来ですね☆
※プロト製品使用のため、一部画像処理を施しております。ご了承ください。
『春告魚(メバル)』の名の通り、メバルはこれからがハイシーズンのターゲット!! 先月末頃から全国各地より良果が入ってきております。
このチャンスを逃すことなく!ぜひ今春のメバリングを謳歌してくださいね☆
本日は、BA平川氏から届きました釣行レポートをご紹介させていただきます♪
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【アフターメバル開幕!!】
季節は早春。 ポツポツと情報が飛び交いはじめたアフターメバルを狙って【せとうちエリア】まで足を伸ばしてきました。
今回は、航空写真を片手に、同行者と気になる漁港や磯、ゴロタエリアをラン&ガンするプラン。
夕マヅメからさっそく釣行を開始しましたが、数ヶ所の漁港を周ってみても、釣れてくるのは15.0cm以下の小メバルたち。
漁港では、良型が期待できそうもない状況なので、思い切って地磯へエントリーしてみました。
【ぶっ飛びRocker L-F】に【Ar.ヘッド ラウンドロック 0.4g-#6】を組み合わせたフロートリグで、広範囲を手早く探って行きます。
潮上に投じたフロートを潮流に同調させる様に流しながら、沖にあるシモリ周りや藻場に導き丁寧に攻略していきます。
着水後、ほどなくしてロッドにもたれるような違和感! すぐにアワセを入れると確かな重量感が伝わります。
シモリや藻場に潜られないようにドラグを絞め込み、魚に主導権を与えない様にファイトしてランディング!
25.0cmほどの良型メバル♪
この一匹で、狙いのエリアにメバルが居たことが確認でき、釣果と同時にポイント選択が間違っていなかったことにも喜びを感じました。
気を良くしてテンション&テンポアップ♪ 少移動を繰り返しながら、フロートのタイプやジグヘッドの重量をローテーションしながら攻め続け、17.0~23.0cmほどのメバルを追加していきます。
どうやら、今宵の良型メバルは沖に浮いている様子。
フルキャストして着水後カウントダウン。リーリング開始後ほどなくしてヒットしてくるメバルが良型サイズ。
沖でバイトが得られず、ショアライン沿いの近距離&ストラクチャー周りまでリグが到達してからヒットしてくるのが17.0cm以下のサイズといった感じです。
必ずしも飛距離が釣果に比例するわけではありませんが、この日はその傾向を強く感じることができました。
いよいよ、これからがアフターメルバ本番! そろそろ自身のホームグラウンドでも良果を出していきたいものです。
ブランドアドバイザー 平川 潤
【使用タックルデータ】
●ロッド・・・ライトゲーム用ロッド 7.6ft(チューブラーティップモデル)
●リール・・・スピニングリール 2004CH
●メインライン・・・PE 0.4号 ●リーダー・・・フロロカーボン 4~6lb
【使用リグ】
●フロートリグ・・・ぶっ飛びRocker L-SS , L-F+ユニットスイベル+ラウンドロック 0.4~1.0g-#6~4+ワーム 1.2インチ
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2014年03月06日重たいリグで強風対策
皆さん、こんにちは♪ 企画担当のコーノです!!
【フィッシングショー 大阪 2014】も無事閉幕を迎え・・・『いい加減、海に行きたい!!』という衝動に駆られる毎日ですw
しかし、ここ数週間は週末の度に“大寒波到来”という、サンデーアングラー泣かせの気象状況。。。
大雪の対策に追われ、釣行どころではないアングラーの皆様も多いかと思いますが、そろそろアフター明けのメバルの釣果が多くなってくる頃ですね♪
本日も、BA中崎氏よりメバルの釣行レポートが届いておりますので、そちらをご紹介させていただきます。
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【強風下でのメバルゲーム】
私が日頃から足を運ぶ九州北部から山陰エリアのフィールドは、真冬になると冷たい北風が吹き荒れる日が多くなります。
日本海に面した地域は概ねこの傾向にあるかと思いますが、タイミング的にもメバルのプリスポーン~アフター前期と重なる場合が多く、釣りを展開するためには強風対策として重量級のリグを駆使し、シビアなメバルに口をつかわせなければならない非常に難しいゲームの組立てを強いられる季節であると感じています。
釣行当日も生憎の強風警報・・・。
しかし、不幸中の幸いか計画していた離島の漁港は南向きに面していること、天気自体は安定していること、定期船の出港も可能だったことなどから、僅かな期待を胸に渡島してみました。
初めて訪れるフィールドで釣りを行う場合、明るいうちにできるだけ多くのポイントを下見しておくと、夜間での釣りのヒントが得られます。
沈み根の位置やブレイクラインまでの距離、ベイトフィッシュの有無など、暗くなってからでは困難な視覚での確認作業をメインに、エリア全体をラン&ガンして把握していきます。
しかし、今回は予想以上の強風。 島影にあたる港内のポイントですら風が舞って吹き付けるほどです。 ウエイトにして7.0g以上の重量級リグでないと何をしているのかまったく解らない状況。
釣り場に降り立った以上、安全を確保できる範囲であれば、釣行を続行したいのは釣人の性。 さっそく【スプリットシンカー 7.0g】を使用したスプリットショットリグで釣行を開始します。
まずは、港内の一番深くなっているエリアからチェック。
大きなロッド操作を行うとラインが風にとられるので、リトリーブをメインにゲームを組み立てていきます。
早速、可愛いサイズのアジをゲット♪ その後も同型のアジが釣れ続きますが、サイズアップとメバルを求めてポイントを移動してみます。
港の出入口付近。敷石周りにブロックが積んであったので、その周りを狙ってみることに。
このポイントでもやはり強風の影響を受けますが、潮も動きやすくベイトの回遊も期待できるポイントであったためか20.0cm前後のメバルがしばし入食い状態に。
港内奥~港の出入口にかけての広い範囲で、ベイトフィッシュの存在を知らせてくれるコイツ(ムツの幼魚)が明るいうちから混ざるので、魚の活性は悪くなさそうな感じ。
沖にキャストすると豆アジ、近距離のストラクチャー周りではメバルとムツ。 離島のポテンシャルに助けられながらも釣果を伸ばしていきます。
夜間はやや風が落ちてきたものの、以前としてポイントは絞られる状態です。
風の影響を受けにくい常夜灯周りのポイント。 水面下の明暗部の境目にはメバルらしい魚影が確認できます。
先程までと同様のスプリットショットリグをシャクってカーブフォール。ややリアクション気味に反応させて釣果を重ねていきます。
MAX 25.0cm ほど。
ポイントを制約されるこの状況下なら合格レベルのサイズではないでしょうか。
その後は、潮が緩むと同時に反応が悪くなっていったのですが、【Ar.キャロ フリーシンカ―】にウエイトアジャスター×4個+海水を封入した7.0gほどのキャロライナリグをメインに、できるだけスローな釣りを展開。
リグの重量やアクションは同じでも、体積と比重の違いでフォールスピードに変化を与えることで、喰い渋る状況にも対応していきました。
贅沢を言えば、漁港に隣接する写真のようなゴロタ場も打ちたかったのですが・・・ここは次回に持越しということで。
まだまだ安定しない天候が続いている昨今ですが、メバルもそろそろアフターからの回復個体が釣れ出すタイミングが近づいていると思います。
天気図を眺めながら、週末を愉しみにする日々がまだまだ続きそうです。
ブランドアドバイザー 中崎 優斗
【使用タックルデータ】
●ロッド・・・ライトゲーム用ロッド 7.0ft(高弾性ソリッドティップモデル)
●リール・・・スピニングリール C2000S
●メインライン・・・PE 0.4号
●リーダー・・・フロロカーボン 1.0号
【スプリットショットリグ】
●スプリットシンカー 7.0g+ウキゴム+ユニットスイベル+ラウンドロック 0.4g-#4 & ジャックアッパー 0.4-#6+ワーム 2~2.5インチ前後
【キャロライナリグ】
●フリーシンカー+ウエイトアジャスター×4~6個+海水+ノットプロテクター 小+ユニットスイベル+ラウンドロック 0.4g-#4 & ジャックアッパー 0.4-#6+ワーム 2~2.5インチ前後
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以上、BA中崎氏の釣行レポートをご紹介させていただきました!!
冬期のライトゲーム釣行は、正直天候に悩まされることが多いですよね。
アプローチの観点からはもちろん、強風などの悪条件に対応する為にも、リグの種類やウエイトのバリエーションなどは多くあった方が良いと思います。
“さまざまなリグを駆使してターゲットに迫る!!”
そんなライトゲームらしい展開で、みなさんも釣果UPを目指してみてくださいね♪
2014年02月15日狙いは夢の50オーバー!!!!
みなさん、こんにちは。 季節の進行は早いもので・・・気が付けば、年明けから早一ヶ月を経過。 本日より暦は2月ですね。
ライトゲームのシーズンと言えば『真冬』というイメージが定着しておりますが・・・実際は、晩秋と春が全国的にみても最も盛んな釣期ではないでしょうか。
2月といえば、全国的にメバルは産卵直後のアフターシーズンにあたりますし、アジも沿岸部からは正直なかなか厳しい季節です。
こういってしまうと、現場から足が遠くなってしまいそうですが・・・それでも他のターゲットよりは釣果を期待できますし、シビアさを愉しむという意味では、腕の見せ所な季節がこの時期とも言えます。
もちろん地域によっては、大型のアジが狙えるシーズンに入ったり、アフターメバルが早くも好調になったり・・・と、一概には言えませんが【行かなければ釣れない】ということだけは確かでしょうね♪(笑)
弊社ブランドスタッフ達も各地で勢力的に活動中!! 本日は、BA髙橋氏より“早くも大型アジ接岸!!”との知らせが届いておりますので、そちらをご紹介させていただきます。
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【狙いは、夢の50オーバー!!!!】
先月中頃。「そろそろかもね♪」と、離島への釣行を釣友と計画していた。
狙いはアジ。 それも40.0cm。いや45.0cmオーバー!!!! ・・・いやいや、夢は大きく!50.0cmオーバーの特大サイズのアジを狙いたい!!
私が活動する九州北部エリアは、全国的にみても季節の進行が早い地域。 特にアジに関しては、12月中頃から大型が期待できる季節にあたる。
昨年は、このタイミングで45.0cmの大型アジをキャッチしていたので、今年は更なるサイズアップを目標に、新年早々から現場へ足を運び、そのタイミングを待ち望んでいた。
釣行当日。 行きの船中では「こういう攻め方はどうだろうか。」「自分はこうアプローチしてみる。」「ベイトは入っているだろうか。」「本命のデカアジも入ってくるだろうか。」などなど、釣友と釣談義に花を咲かせ、期待と不安に胸躍るあっという間の船旅だった。
到着早々、まずは明るいうちにポイントの様子を伺う。
潮は良い感じに流れているし、風もそれほど気にならない。海面にはチラホラとベイトフィッシュの群れも目に入る・・・。
「どうだろうね?」と釣友に問いかけると、「どうでしょうね」と返事が返ってくるが、お互いに状況は悪くないと察しており、二人ともニヤリと笑みを浮かべて準備に取りかかった。
昨年までのパターンでは、朝夕マズメの僅かなタイミングが大型アジの時合い。表層付近のレンジを早いテンポで手返し良く釣ることが好釣果を上げる秘訣であったため、今回はジグヘッドリグを主に釣りを展開することにした。
夕日が傾き、空の色が変わり始めた頃、釣友に待望のファーストヒット。 しかし、期待とは裏腹に25.0cm前後の小ぶりなアジ。 自分にも同サイズがヒットするが、お互い後が続かない・・・。
通常なら「幸先のいいスタート!」と言えるサイズなのだが、この島のポテンシャルを知ってる以上は素直に喜べない。
『数も出ないし、型も小さい・・・。もしやタイミングを外してしまったのだろうか?』と、二人して顔を見合わせ首をかしげる。
一向に好転の兆しがみえない状況のまま、早くも夕日は島影に沈む。
不安な気持ちに陥りそうになったとき、何の前触れもなく「ズシリ」という独特の重みでロッドがしなった!!
丸々とした35.0cmのアジをキャッチ。 そこから一気に、祭りの様相を呈し始めた!
【Ar.ヘッド ジャックアッパー HW 3.5g-#7】のジグヘッドリグで、表層からカウント5前後のレンジを早めのアクションで誘うとバイトが多発!!
躊躇なくゴリ巻きでキャッチし、時間を惜しむように即キャスト!この繰り返しでゲームを展開する。
時合いは決して長くはない。
「小さいな。」と感じるアジが尺サイズ。 「まあまあかな。」が35.0cm前後で、「コイツはそこそこあるんじゃない?」なんていうのが40.0cm前後という完全に感覚のマヒしたゲーム。
そんな贅沢な状況を楽しんでいると・・・「デカイ!!」と釣友が声を上げる!
キツめに設定しているハズの彼のドラグを【ジーーーーッ!!!!】と音を響かせラインを引き出すさまは大型特有のサイン。 声にならない声を上げつつファイトする釣友に駆け寄り「丁寧にいこう!」と声をかけつつファイトを見守る。
ドタっとした音を立てて陸に上がったのは、47.0cmの超ビッグサイズだった。
お互い満面の笑みでガッチリと握手を交わし、「次は自分だ!」とキャスト再開。
その後もアベレージ35.0cm前後、時折40.0cmオーバーといった感じでヒットが続くが、釣友のデカアジには敵わないまま時間は過ぎていく・・・。
次第にアジの活性も落ちついてきたのか、引っ手繰っるような明確なバイトは減り、ややセレクティブな状況に。
速いテンポのアクションの間に、意図的なフリーフォールを演出することで釣果を繋ぐ。
スローなアプローチも視野に入れ、1.5gのジグヘッドリグやスプリットショットリグなども試したが、やはり3.5gのジグヘッドリグが一番状況に合っていたようで、アクション後の素早い瞬間的なフリーフォールアクションにリアクション気味に反応しているようだった。
結局、私はMAX41.0cm止まりであったが、大型のみでご覧の好釣果♪
贅沢をいえば、釣友のように45.0cmオーバーを釣りたかったが・・・まだ勝負は終わってはいない。 翌朝へと期待を込め、この日は早めに床に就いた。
翌朝、まだ夜が明けぬうちにポイントへと降り立った。 身体を慣らすようにキャストを繰り返し、時合いの到来を待つ。
東の空が次第に白み始め、隣で竿を振る釣友の表情がなんとか判断できるようになってきた。 「そろそろ・・・」とお互いに顔を見合わせた瞬間!ティップに重みが伝わる。
先手必勝でゴリゴリと巻き続け、あがってきたのは34.0cm!!!!
「時合い到来か!」と、期待を込めてキャストを繰り返したのだが・・・前日のようなラッシュはなく、結局朝マズメは写真の2匹を追加しただけで、そのまま納竿となってしまった。
前日のレコードフィッシュにニコニコの釣友。 若干の悔しさを覚えつつも、次回のリベンジ釣行が楽しみになる贅沢な釣行となった。
ブランドアドバイザー 髙橋 大介
【使用タックルデータ】
●ロッド・・・オリジナルのベイトフィネスロッド 8.3ft
●リール・・・小型ベイトリール
●メインライン・・・PE 0.4号
●リーダー・・・フロロカーボン 2.0号
【使用リグ】
●ジグヘッドリグ・・・ジャックアッパーHW 3.5g-#7+ワーム 2~2.8インチ など
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以上、BA髙橋氏の釣行レポートでした。
【夢の50.0cmオーバー!!!!】
九州北部エリアでは、例年12月中頃~3月上旬くらいまで特大サイズのアジが狙えます!!
皆さんも夢の50.0cmオーバーを求めて、ぜひ釣行を重ねてくださいね~♪
2014年02月01日Fシステムに関するQ&A
皆さん、こんにちわ♪ 企画担当のコーノです!
弊社ブランドビルダー:藤原真一郎氏考案のフロートリグシステム【Fシステム】!!!!
リグの公表から早一年余り・・・。 昨今では、その専用設計フロート【シャローフリーク】の発売も合わさって、加速度的にその認知度が上がったフロートリグシステムです。
Fシステムの基本的なリグシステムやその特徴、専用設計フロート【シャローフリーク】の製品説明などは、下記リンクより、弊社HP内のカタログページ(p4~7)をご参照・ご確認していただくとして・・・。
【 2014 ARUKAZIK JAPAN COLLECTION 】
本日は、弊社に寄せられる【Fシステムについてのご質問】の中から、特に返答回数の多いお問合せ内容をQ&A方式で、藤原真一郎氏ご本人にご返答していただきました♪
まだ使用したことのない方はもちろん、既にご愛用の方々も含め、一読していただけると幸いです。
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【Fシステムに関するQ&A】
Q1. キャスト時に糸絡みによるトラブルが多発しそうな印象を受けるのですが?
A. 一見するとそう思われるかもしれません。 しかし、トラブルはゼロではありませんが、通常の中通し式のフロートリグと比べても、トラブルは軽減されていると感じております。
糸絡みを防止する一つのコツは、フロートを結ぶリーダー端糸の長さを15cm以内に抑えることです。 これだけでキャスト時のトラブルを大幅に軽減することができます。
また、フロートからジグヘッドまでの長さを長くとりたい場合は、まずはリーダー本線の長さで調整することをオススメします。
他、糸絡みが起こるシチュエーションとしてリグの回収時もあげられます。 フロートが水面を飛び跳ねるほどのスピードでリグ回収すると、このようなトラブルが発生する場合がございますので、リグの回収時もご注意ください。
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Q2. システムが複雑でリグ組みが難しそう (面倒そう)です。三又サルカンなどを介して結んでも問題ないでしょうか?
A. スイベルを介してリグを組むことは可能ですが、それでは本来のFシステムの利点は活かしきれないでしょう。
Fシステムは、ロッドティップからジグヘッドまでの間にスイベルなどの干渉物を介さないことにより、高次元の操作性と感度を実現しています。
これは、フロートの抵抗がジグヘッドに直接干渉しないことと、PEラインからジグヘッドまでのリーダーの全長を抑えられる直結式だからこその利点であり、リーダーの伸びを極力抑え、感度低下やフッキング時におけるパワーロスを軽減しています。
一般的に、PEラインを使用してスイベルを介するフロートリグを組む場合、二段リーダー式のラインシステムを組まれる方がほとんどだと思いますが、この【中間リーダー+リーダー】という全長の長いリーダーシステムから生じるラインの伸びは強ち無視できないものです。
以上の理由から、絶対ではありませんが、スイベル等の干渉物は介さないほうが良いと言えます。
また、リグ組みが難しそうとのご意見ですが、ノットはPEラインとリーダーの接合部、リーダーとジグヘッドの結合部、リーダー端糸とフロートの結合部の計3回です。
これは、PEラインを使用したスイベルを介する通常の中通し式のフロートリグより、ノット回数は少なくなると思います。ジグヘッドリグ+αぐらいの感覚でリグ組みが可能ですので、ぜひチャレンジしてみてください。
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Q3. キャスト時にPEラインとリーダーの直結部からの高ギレが多発します。解決策はないでしょうか?
A. ご質問のトラブルは全くないとは言えません。使用されるライン、タックルバランス、キャスト時のスイング速度など、使用される条件によっては高ギレが発生する場合がございます。
これは、キャスト時に最も力が集約する箇所がPEラインとリーダーの結合部にあたるからです。
根本的な解決策はみつかりませんが、PEラインやリーダーの号数をワンランクあげて対応されてみてはいかがでしょうか。
また、ノットの結合部をガイドライン内に巻き込まないようにすることも重要ですので、合わせてご確認ください。
補足として、ご質問内容のようなトラブルが発生した私の体験談としては、ノット部およびライン本線の強度低下時がほとんどです。
ノットがうまく組めていなかったり、前回使用したラインシステムを組み直さずにそのまま使用してしまったり、多くの魚をキャッチしてノット強度が低下していたり、はたまた、PEラインの強度が長期使用で低下していたりと、いずれにしても、こまめなリグの組み直し(ラインの交換)が大切だと痛感した体験ばかりです。
私が【WWノット】を推奨しているのも、煩わしいリグ組みをできるだけ容易にし、現場でこまめにリグシステムを組み直すことを前提としているためです。
現在では、自分なりのベストなタバランスを発見できているので、上記な様なトラブルもほとんど発生しなくなっております。
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Q4. メインラインがフロロカーボンライン、もしくはエステルラインでも使用できますか?
A. エダスをつくればリグシステム自体の製作は可能ですが、オススメできません。
飛距離・感度・操作性など、Fシステムの利点を高次元で発揮するためには、PEラインでの使用が前提となります。 ぜひPEラインを使用したタックルでご利用ください。
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Q5. システム上、他のリグ (キャロライナリグなど) とのローテーションが難点に感じます。 Fシステム用に別にタックルを一本用意した方が良いのでしょうか?
A. フロートリグやキャロライナリグ、プラグ等を同じロッドで扱う方は多いと思います。 おっしゃる通り、もう一本別のタックルをご用意いただけるとこの上ないのですが・・・(笑)。
現場レベルの対応策として、リーダー端糸を残したままフロートのみをカットし、そのままジグヘッドリグとして。 または、メタルジグなどのプラグに結び替えて使用しています。
リーダー本線に通常通りキャロライナリグを組んで、リグをローテーションする場合もあります。
リーダー端糸が残っているので、見た目は不格好なのですが・・・・。 使用上、特に問題のない場合がほとんどですので、ぜひお試しください。
2014年01月17日ラウンドロックでメバリング♪
皆さん、こんにちわ♪ 企画担当のコーノです。 まずは・・・
新年明けましておめでとうございます。
いよいよ2014年が始まりましたね♪ 当ブログページでは、皆さまのお役に立てるような情報を一つでも多く掲載できればと思いますので、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
話は変わって・・・みなさん、『初釣り』はもうお済みでしょうかぁ~?
全国的にメバルが最盛期を迎える今の時期! ぜひ、ライトゲームで幸先の良いスタートを切ってみませんか♪
今回ご紹介するBA中崎氏のレポートにもありますように、今こそ【愉しい冬のライトゲーム】を満喫できる好機ではないでしょうか。
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【ラウドロックでメバルの最盛期を愉しむ】
皆様、明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い申し上げます。
先月頃より、私がホームグランドとしている地域でも本格的なメバルシーズンの到来いうことで、良型メバルを求めて、夜な夜な九州北部~山陰東部エリアを徘徊する日々が続いております。
今回、まず訪れたフィールドは、過去に尺アジを釣ったことのあるゴロタ場で、シーズンになればメバルも狙えるだろうと思っていたフィールド。 かなり沖のほうまで浅いフラットな地形が続くポイントで、フロートリグでなければ攻略が難しいほどのシチュエーションです。
早速、【シャローフリーク 7.5g】と【Ar.ヘッド ジャックアッパー 0.4g-#6】を組んだFシステムで、アジも視野に入れながら探っていくが、夕マヅメから21時くらいまでの長時間を費やしても、なんの反応も得られなかった。
『ポイントセレクトを見誤ったのか・・・。』
少々落胆しながらも、隣接する漁港の常夜灯周りをチェックしに行く。 ここは、小~中型主体ではあるが毎年数多くのメバルと出会えるポイント。
このエリアの状況バロメーターとして、いつも御世話になっている場所なのだが、常夜灯の灯りに照らし出される海面には、一面に大量のベイトフィッシュとシーバスの魚影。
このポイントでシーバスの姿を見るのは初めて。 普段とは違う状況に多少戸惑いつつも探っていくが、メバルからの反応は依然としてない。
『これは、エリア自体を間違ったか・・・。』
そう思いつつも、他エリアへ移動するほどの時間的余裕が無かったので、普段狙わないようなポイントも含め丹念に探って行くことにしました。
常夜灯周りの明暗部では依然シーバスがボイルしている状況なので、そのポイントからの流れが伸びるエンドラインに目を付ける。
流れもこれと言ってなく、灯りも届かない港内の奥まった場所。 水深も浅くフラットな地形。 一見なんの生命観も感じられない見落としがちなポイントであったが、リグを投じてビックリ!!
【シャローフリーク 7.5g】と【Ar.ヘッド ラウンドロック 0.4g-#4】を結んだFシステムのただ巻き中に20.0cmほどのブルーバックがあっさりヒットしてきた。
その後も単発ではあるが、同じポイントで同型のサイズを追加していく。
次第に潮も変わり、先程までベイトとシーバスが居ついていた常夜灯周りでも、シーバスが抜けると同時にメバルがヒットし始めました。
灯りの明部内の近距離でヒットが続く状況だったので、リグを【Ar.ヘッド ラウンドロック 1.5~2.0g-#4】のジグヘッド単体リグに変更。
先程のポイントと常夜灯周りを往復しながら、最大24.5cmまでのメバルを釣り上げることができました。
その後も、下げ潮が効くタイミングでジグヘッド単体リグを駆使してそこそこの数は釣れたのですが、結果的に【ぶっ飛びRocker L-F】や【シャローフリーク 7.5g】などのフロートリグで潮流をとらえ、ドリフト気味にアプローチする方が型が纏まった印象を受けました。
今回の釣行では、居食いの様なショートバイトが多くフッキングに悩まされる状況だったのですが、ラウンドロックで掛けアワセていくことで口周りの硬い部分にもしっかり貫通フッキングさせることができ、このフックの刺さりの良さを改めて感じることが出来ました。
これからは、産卵を控えたシビアな抱卵メバルが多くなってくる季節ではありますが、季節の進行に順応して、本年もライトゲームを愉しんでいこうと思います。
ブランドアドバイザー 中崎 優斗
【使用タックルデータ】
●ロッド・・・ライトゲーム用ロッド 7.0ft(高弾性ソリッドティップモデル)
●リール・・・スピニングリール C2000S
●メインライン・・・PE 0.4号
●リーダー・・・フロロカーボン 1.0号
【フロートリグ】
●Fシステム・・・シャローフリーク 7.5g+ラウンドロック 0.4g-#4+ワーム 2~2.5インチ前後
●中通し式・・・ぶっ飛びRocker L-F+ユニットスイベル+ノットプロテクター 大+ラウンドロック 0.4g-#4+ワーム 2~2.5インチ前後
【ジグヘッドリグ】
●ラウンドロック 1.5~2.0g-#4+ワーム 2~2.5インチ前後
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以上、BA中崎氏の釣行レポートをご紹介させていただきました!!
メバル最盛期突入中!
皆さんもぜひ!寒さに負けず、最寄のフィールドまで足を運んでみてくださいね~♪
2014年01月07日